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2008年10月20日 (月)

フジコ・ヘミングさんの皇帝

 先日18日、茨城県立文化センターまで、フジコ・ヘミングさんのピアノを聴きに出掛けてきました。テレビで見聴きするフジコさんはとても個性的、一度実演を聴いてみたいと思っていました。

 黒の網タイツにミニスカート、その上に白黒の水玉模様のマントのようなものを合わせた衣装で、ゆっくり登場。年齢はわかりませんが、ほんの少し大丈夫かなと思ってしまいました。
 演奏はやはり、人生の辛苦を経験し尽くした人からでないと聞かれないような、魂の叫びのような演奏でした。ところどころオーケストラと合わないところもありましたが、まあ大きな破綻はありませんでした。フジコさんの演奏が多くの人を魅了し、クラシックを聞いたことない人がコンサートに足を運ぶようになる現象は素晴らしいと思いますが、聴衆としては、田舎者というか、楽章ごとに入る拍手、ペットボトルの入ったビニール袋をガサゴソ常にさせている人が近くに居て、都心の会場ではあり得ないことがありました。残念です・・・。

 ロビーではフジコさんの絵もたくさん売っていましたね。私は彼女の絵も大好きです。素敵な絵はがきを買いました。母は額に入った絵にも魅せられ、購入していました。
 7歳の娘は「コンサートは嫌い」と言ってあまり嬉しそうではなかったのですが、やはりフジコさんの魔力も猫に小判だったようで、途中から寝ていました。会場の音響も今ひとつだったので、音に包まれるという風ではないのが残念でしたね。まあ、初めていった会場だったので、仕方ありませんが。やはり東京のいいホールで聞くべきでした。

 フジコさんの演奏は、仕事だからとか、お金のためだからというのではなく、とにかく人生がかかっているような演奏でした。多くの人を魅了するのもそういう点でしょう。
お元気で長く活動を続けていただきたいです。

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