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2010年5月18日 (火)

ピアノお見合い

きょうは、差し迫ったリサイタルのリハーサルを行いました。
わざわざ、ノバホール借りて・・・。
というのも、ピアニストにとって会場の楽器は大きな関心ごとであり、私にとって知らない楽器は不安材料だったのです。
おまけに当日22日には、頼んでいる調律師さんが、ダブルブッキングで十分に時間をとれないため、更に不安が募っていたのでした。

事前にどんなピアノか確かめたい、どんな響きがするか、弾いてみなくちゃ。
そんなわけで、きょうは、9時に調律の横山さんとノバホールに集合。

ノバホールには2台のコンサートグランドピアノがあります。
1台はスタインウェイ、もう1台はベーゼンドルファーです。
大抵の方はスタインウェイを使用するので、ここのベーゼンドルファーの音は滅多に聴かれません。
私も普通にいけば、スタインウェイを選ぶものだと思っていましたし、倉庫の中でちょこっと弾いた感じでは、そうね〜、スタインウェイかな、という感じでした。

そして、スタインウェイをだしてもらい、リハーサル開始。
ところが、最初のドビュッシーの静寂さや、ボワ〜ンとした、遠くから聞こえる鐘の音など、そういう響きがどうしても、思ったようにいきません。
ウ〜ム、困った。もしかして、ベーゼンドルファーだとどうかしらん?
そこで、ベーゼンも出してもらい、比べてみたら・・・・、おやおや、う〜ン、いい感じ。
何か、こちらに応えてくれる味わいがあります。
弱音もタッチに少し抵抗感があるので、弾きやすい・・・。
調律の横山さんも、こんなによいベーゼンは珍しい、とべたぼめです。

でも、後半のシューマンは、もっとパリ〜ンとしたダイナミックさも欲しいし・・・度重なる難しい連打はベーゼンではちょっと弾ききれません。

結局大変、贅沢な話ですが、前半はベーゼン、後半はスタインウェイで弾くことにしました。
皆様にとっても興味深いピアノの聴き比べとなることと思います。

ピアノって本当にいきものみたいなんです。
だんだん弾いているうちにその楽器と仲良くなれることもあれば、全然噛み合わずにミスを連発してしまうこともあります。
本当に奥が深いんですね〜。
こちらはホールに2台並べて調整する調律師さん。


1

内部もこんなに違う。同じピアノなのに響き方も全然違います。


Photo


Photo_2

では、お楽しみに。

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