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2010年5月26日 (水)

録音を聞いて

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きょうは、近くに住むピアニストの知人をお二方、お招きしてお茶会。
こちらに引っ越してきて、ゆっくりする暇もなく、リサイタルの準備に取りかかってしまったので、やっとゆっくりお話する機会ができました。
お二人ともお忙しいのに、いらしてくださって、様々な情報交換ができました。感謝。
今日は、和菓子と新茶で。

ところで、昨日、やっと先日のリサイタルの録音をきいてみました。
自分の演奏を客席できいてみたいのですが、かないませんね〜。
私はいつもステージの上とステージ外での自分のギャップに悩んでいます。
今回もやはり、思いもよらないものになっているところを発見すると、ああすれば、こうすれば、よかった・・・と思うのですが、ステージ上ではもう精一杯なものです。

昨晩、持っていた本を引っ張りだして読んでいたら、名ピアニスト、ルドルフ・フィルクスニーが、次のように述べているのが目に留まりました。

「音楽はそれを演奏することで生まれるのでして、レコーディングを通してではありません。
レコーディングはそれがどんなに素晴らしくてもいつも同じだからです。
つまり、変化がないということです。
しかし、ライブ演奏には、ときには前よりうまくいったとか、ときにはあまりよくなかったとか、絶えず変化があります。しかし、それは生きています。

私としてはですが、私は、ステージにいる間、自分が目標とするものを実現しているとはかならずしも思っていません。
大衆の前で弾くのはレコーディングよりももっと難しいことです。
私たちが演奏するときは、いつも手の届かないものを取ろうとしているんです。」

おお、フィルクスニーでさえもそうなのか〜。
とっても共感できる言葉でした。

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