フォーレの至福
きのうのフォーレのコンサート、終わってダラ〜っとしています。
ご来場いただきました、皆様、ありがとうございました。
ベーゼンドルファーのピアノがピッチが445にあがっていたらしく、調律師さんは、必死でした。
大体、年に何度かしか弾かれないピアノを2時間くらいでよい状態にと要求するのが無理がありますね。
それでも、しっかり調整していただき、あとは、自分がピアノに慣れるようにリハーサルです。
リハーサルでは、自分たちの音がきこえにくいという状況に苦しみましたが、徐々に耳を慣れさせていくよりほかありません。
私は久々に弾くベーゼンドルファーだったので、普段は気にならないペダルが気になってしまったり、響き方がスタインウェイとは違うな〜と改めて思いました。
本番前、楽屋では、おにぎりをほおばり、プリンやチョコケーキなどのスィーツも食べ、強壮剤や(あ、私じゃないです)、コーヒーを飲んで備えました。
前半はピアノソロとチェロとのデユオ。
後半が、メインのフォーレのピアノ五重奏曲第2番でした。
いやあ、スリリングでした。まったく。
すばらしいメンバーでした。
弦楽器の皆さんの音にしびれました。
フォーレのこの曲、すごいって感じながら、弾いていました。
音楽で会話できるって本当に楽しいんです。
打ち上げして、メンバーと盛り上がり、また、やりましょう!なんていう話も出て、有頂天に。
興奮してすぐには寝られず、きょうは、もうぐったりです。おやすみなさい。
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都合がつかずに、演奏会に行けませんでした。とても残念です。ビオラの方の演奏も、王子ホールで聴く機会があって、すばらしいと思っておりました。私事ですが、フォーレのピアノ五重奏曲は、とても思い出のある曲です。30年前に、つくばに結婚して越して来たときに、少ないお給料でその頃初めて出たCDを買おうということになって、二人で選んだCDが、フォーレのピアノ五重曲でした。ジャン・ユボーとヴィア・ノヴァ四重奏団のものです。米川さんの演奏会に行かせていただいて、とても素敵な演奏をなさる方だなあと思っております。米川さんのフォーレ、聴きたかったです。また、演奏してください。当日の録音があったら聴いてみたいです。
投稿: 河中多津子 | 2012年8月23日 (木) 11時24分